私たちの想い 01
「経済合理性を満たした形で環境貢献を」
執行役員 前田恵一 インタビュー

2020年2月12日
インタビュー・構成:中村雄季
お陰様で「株式会社チェンジ・ザ・ワールド」も2020年2月で6周年。弊社のサービス「CHANGE」をもっと多くの方に届けたく、今回は若手向けビジネス教養塾「前田塾」を主宰、2019年より弊社の執行役員も務めている前田恵一に、スマホで買える太陽光発電所「CHANGE」の社会的意義を語ってもらいました。

前田恵一(まえだ・けいいち)
前田塾主宰・株式会社レゾナンス代表取締役
株式会社チェンジ・ザ・ワールド執行役員
2003年東工大卒、2005年東大院修了。同年、IBMビジネスコンサルティングサービスに入社。財務会計のコンサルティングを業務として3年程従事。2008年、野村証券に移り主に機関投資家様向けの日本株トレーディング業務に3年半ほど従事。
2011年、株式会社レゾナンス社を立ち上げ2020年で10期目の代表を務めている。2013年、若手向けビジネス教養塾「前田塾」をスタート。これまで2,800名以上の方が参加。主に会計、ファイナンス、ディープラーニング、人工知能といった分野の講義をきっかけに若手の方々のコミュニティ形成を助けている。
2019年より株式会社チェンジ・ザ・ワールドの執行役員に参画。
株式会社チェンジ・ザ・ワールドに執行役員として参画した理由を教えてください。

チェンジ・ザ・ワールド代表 池田友喜と
2018年の秋に、仙台のコワーキングスペース「enspace」さんで前田塾を開催したのですが、その時の協賛企業としてチェンジ・ザ・ワールドが入っていたことが、そもそもの出会いです。弊社代表の池田友喜に魅せられ、「CHANGE」というサービスの社会的意義も感じました。
さらに、チェンジ・ザ・ワールドが必要としている部分と、自分の得意分野の相性が良かったということが執行役員を引き受けた理由です。
スマホで買える太陽光発電所「CHANGE」の社会的意義とはどんなところにあるのでしょうか?
気候変動のリスクが高まっている中、化石燃料に今後も頼り続けることに懐疑的になっている人たちが、何かアクションを取りたいと思った時の、せめて少しでも何かやりたいと思った時の受け皿を「CHANGE」は提供していると思います。
加えて、投資という側面でも経済合理性(投資金額に対して利益があると考えられること)を伴った形で太陽光発電に参画できるところに意義があると感じます。
確かに、これまでは一消費者として太陽光発電所の建設に関わる事は、あまり考えられませんでした。
そうですね。普通に考えると、個人としてグリーンエネルギーを普及させたいと思っても、インフラなので工事の設計のノウハウもないし、一基あたりの値段も高い、そういう業界に詳しい訳でもない。
しかし少額から投資できるということで、一人一人に対しての敷居を下げていくというところに「CHANGE」というサービスのユニークさがあると思います。
今回、「前田塾1号発電所」という名前の発電所が稼働をスタートしました。なぜ、この名前の発電所を作ったのでしょうか?
私が主宰している「前田塾」はファイナンスリテラシーを提供している塾です。なかなか一般の方々だと「利回り」という言葉にもピンとこない事も多いのですが、「CHANGE」は一つ一つの金額も高くないので、ファイナンス、投資の教材としてちょうど良い。
勉強がてら多くの方々に太陽光発電所を購入してもらうということは、経験としても地球に対する1アクションとしても意義が高いと思い、今回前田塾として発電所を作りました。
最後に、「CHANGE」に興味を持ってくださっている方に一言お願いします。
チェンジ・ザ・ワールドがやろうとしていることが、多くの方に丁寧に伝わればいいなと思っています。
太陽光発電をはじめ「投資」って、時に怪しい商品に見えてしまいます。
しかし、弊社がやろうとしていることは、本当に少額から、自分がリスク許容できる範囲内で、ちゃんと経済合理性を満たした形で環境貢献できる仕組みづくりをすること。そこに真摯に取り組んでいます。
「CHANGE」をきっかけに、環境に対する興味を持ってくださったり、ちょっとした投資の話に興味を持ってくださったりする方が増えると嬉しいです。
グリーンエネルギーをもっと身近なものにしたい、というところはチェンジ・ザ・ワールド創業時からのビジョンです。今後も、弊社は環境貢献への魅力的な仕組みづくりに継続的にトライしてまいります。
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